プログラム言語の文法はどうやって定義されるのか?:Javaでコンパイラの基礎を理解する(4)(1/2 ページ) 前回までの解説でコンパイラが生成するオブジェクトコードとそれを実行する仮想マシンについては理解できたはずです。コンパイラが出力するものについては明確にできましたから、次はコンパイラへ入力するソースコードについて考えることにします。 ソースコードには、プログラムを記述することになりますから、それをどのように記述するかを自分で決める必要があります。つまり、プログラム言語の文法を自分で定義するのです。今回はこの方法について解説をします。 コンパイラの仕様(どのように動くか? を決める) 本連載でターゲットとしている仮想マシンは非常に単純なものですから、バイナリファイルを毎回手作業で作成することも可能です。 とはいえ、簡単な計算をするために毎回この作業をするのは大変ですから、普段使い慣れ
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