ドイツのハンブルクで7月7日・8日の両日に開催されるG20(20カ国・地域)首脳会議の警備にあたるためにドイツ全国の支部から警官がハンブルク入りしていたが、ベルリン警察の一部が公共の場で不適切な行為を行ったため、220人以上の警官がハンブルク当局によって解任され、ベルリンに送り返される事態となった。 早朝シフトの部隊が午前3:30からの任務につくなか、非番のベルリン警察の酒宴は午前6:30まで続いた。エスカレートした一部の警官たちが、机上でピストルを振り回しストリップ、宿舎の外部フェンスに放尿、果てはフェンスのところで性交などの乱行を繰り返した。 スキャンダル続きのベルリン警察 旧ハンザ同盟国の美しい港町ハンブルクは、同時にドイツ屈指の赤線地帯があることでも知られている。歓楽街のレーパーバーンは、無名時代のビートルズが不眠不休で数々のステージをこなしていたことで有名だ。サミットを目前に控え