中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大が続く韓国を避け、行き先を日本に変更する中国人観光客が増えている。11日付で大衆網が伝えた。 韓国メディアによると、中国人観光客の韓国旅行のキャンセル率は約20%に上り、6月だけで10万人に達するとみられている。中国山東省煙台市でも韓国行きのキャンセルが相次ぎ、7割近くが行き先を日本に変更している。 永安国際旅行では、「6、7月に韓国旅行を予定していた予約客は全員、行き先を日本に変更した。7月にクルーズ客船で済州島を訪れるツアーも計画していたが、これを止めて行き先を日本に変更する」としている。 (編集翻訳 小豆沢紀子)