独ベルリンで封鎖したエリアの警戒に当たる警官(2016年1月6日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/TOBIAS SCHWARZ 【1月28日 AFP】ドイツの首都ベルリン(Berlin)で今月にロシア系の少女(13)がレイプ被害を訴えた事件をめぐり、両国政府が非難の応酬を繰り広げている。ロシア側は、ドイツ当局が事件の隠ぺいを図った可能性を示唆。これに対し、ドイツ側はロシアが事件を「政治利用」しようとしていると反発している。 少女は11日、通学途中に失踪したとされ、帰宅後に警察に被害届を提出。両親は捜査当局に対し、少女はベルリン東部の鉄道駅で外国人の移民とみられる男3人に拉致された後、アパートに連れていかれ、レイプされたり殴られたりしたと説明したという。だがドイツの警察当局は先週、少女が性的暴行を受けた証拠はないと発表していた。 事件は激しい怒りを巻き起こし、極右系ウェブサイトや