米国食品医薬局(FDA)が、世界初となるアンチエイジング薬の臨床試験を許可しました。試験に使われる薬は従来、糖尿病の治療に使われていたもので、研究者の話によればがん予防やアルツハイマー予防などにも効果がみられるとしています。 臨床試験に用いられる薬は「メトホルミン」。すでにマウスなど動物での実験では最大で40%もの寿命延長効果が確認され、骨も丈夫になることがわかったとのこと。また英国のカーディフ大学の調べでは、メトホルミンを使用した糖尿病患者はほかの患者に比べ、平均で8年間長く生きたことがわかったとしています。