「創造 貢献」を社是に、これまで数々のヒット商品を生み出してきたカシオ計算機が窮地に立たされているようです。今年1月末には1946年の創業以来初の早期退職優遇制度の実施を発表、さらに19年3月期の連結売上高がピーク時に比べ半減するなど、事態は深刻です。何が同社をここまで追い詰めたのでしょうか。店舗経営コンサルタントの佐藤昌司さんが自身の無料メルマガ『店舗経営者の繁盛店講座|小売業・飲食店・サービス業』で、その理由とカシオが解決すべき2つの課題を記しています。 売上半減のカシオが抱える2つの課題 「Gショック」で知られるカシオ計算機が創業以来初となる早期退職者の募集を始めたことが大きな話題になった。 1月31日、国内の営業部門、勤続10年以上の45歳以上の社員など約700人を対象に早期退職者を募集することが発表された。200人程度の募集を想定していると複数のメディアが報じている。2月12日か