白人の女子児童と「にらめっこ」をしていた黒人の男子児童が、その表情は敵対心と嫌悪感に満ちているとされ、停学処分になった。学校側のこの判断に人種差別はなかったのかと波紋が広がっている。 シンシナティの郊外にあたる米オハイオ州グレンデールの「St. Gabriel Consolidated School」で先月、12歳の男子児童に停学処分が下った。その理由を聞いて両親は強いショックを受け、このほどハミルトン郡一般訴訟裁判所に停学はあまりにも厳しすぎると学校側を訴えたのであった。しかし…。 「お宅の息子さんがある女子児童のことをじっと睨み付けたため、それが彼女に恐怖心と不快感を与えたということです。」 学校から呼び出しを受け、このような説明を受けたのは少年の母キャンディス・トルバートさん。どうしても停学処分を取り下げてくれない学校を不服だとして訴訟を起こしたが、裁判官はその訴えを退けた。少年は「