12月2日、TDKの上釜健宏社長はロイターのインタビューで、スマートフォン向けの部品の売り上げ規模は来期も拡大するとの見通しを示した。都内の本社で撮影(2015年 ロイター/Toru Hanai) [東京 2日 ロイター] - TDK<6762.T>の上釜健宏社長は2日、ロイターのインタビューで、スマートフォン(スマホ)向けの部品の売り上げ規模は来期も拡大するとの見通しを示した。米アップルのiPhoneや中国スマホの一段の高機能化が寄与して、同社の高周波部品や2次電池の採用が増えるという。 同社のスマホ向け部品の売り上げ規模は、表面弾性波(SAW)フィルターなど高周波部品や2次電池を含め2015年度の売上高は2500億円規模になる見込み。上釜社長は「来期も3000億円を超える規模に伸びていく」との見通しを示した。