スティーブン・スピルバーグ監督(69)が、最近議論になっている”白人偏重のアカデミー賞”問題について自論を語った。 過去3度にわたりオスカーを受賞しているスピルバーグ監督は米ハリウッドリポーター紙による「アウォード・チャッター」のビデオの中で、「私はアカデミー賞の支援者だが、数人の人たちがノミネートされなかったことに驚いている」と語った上で、映画「ビースト・オブ・ノー・ネーション」のイドリス・エルバが助演男優賞候補にならなかったことや、悪名高きギャングスタ・ラップ・グループN.W.Aの自伝映画「ストレイト・アウタ・コンプトン」が作品賞にノミネートされなかったことに言及。 「イドリスの演技は助演男優の中でも最高の演技の一つだった。”ストレイト”も公開と同時に妻と一緒に観たが、世界を揺るがすほど素晴らしかった。候補に挙がらなかったことに驚いた」と語った。 しかし、その一方で、これらの人たちが候