火星のエンデバークレーター西端、「マティアビッチの丘」にある青みがかった岩石、「エスペランス6」(画像中央部)。稼働開始から間もなく10年が経とうとしているNASAの火星探査車オポチュニティは2013年5月、この岩石を重点的に調査。水の存在を示す証拠を突き止めた。 (Image courtesy U. Arizona/Caltech/NASA) 火星のエンデバークレーター西端、「マティアビッチの丘」にある青みがかった岩石、「エスペランス6」(画像中央部)。稼働開始から間もなく10年が経とうとしているNASAの火星探査車オポチュニティは2013年5月、この岩石を重点的に調査。水の存在を示す証拠を突き止めた。 削岩機(RAT)とアルファ粒子X線分光計(APXS)を駆使した分析の結果、エスペランス6に粘土鉱物の存在を示す化学成分の痕跡が見つかった。科学者チームによると、数十億年前に大量の水の影