世の中で「高学歴」とされる学生たちを数千人単位で見てきて思うこと、前回と違う事例をもう1つ引いて考えてみたいと思います。 別の東大生のケース 2001年か2002年の東京大学教養学部、文理共通全学必修「情報処理」の文科1、2類クラスでの出来事です。ちなみに当時は「国立大学」でしたので、私たち大学教師(助手・講師・助教授・教授はまとめて教授職 professors; assistant professor, associate professor, full professor になります)は「教官」と称されていた、そんな頃のお話です。 午前中の文系クラスが終わり、昼休みを挟んで午後の理系クラスの準備を、200人定員の巨大でシュールな情報教室(タルコフスキーの映画「惑星ソラリス」に出てきそうな感じの部屋)の教卓でしていたときのことです。 「先生さー」 と声をかけてきた2人組の男子学生がありま
![若さを浪費したがる学生と教授陣の戦い 東京大学には入ったけれど・・・ああ無常(2) | JBpress (ジェイビープレス)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dfabd005059816eebcc4fce579d4fe060d16303b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjbpress.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fc%2F5%2F800x%2Fimg_c5d4f6f040188c226f8d21fee2c856c79335.jpg)