石けん系サイトや手作り化粧品サイトなどでは、よく「食用レベル」「工業用レベル」という言葉が出てくる。 重曹や、セスキ炭酸ソーダ、炭酸塩(炭酸ソーダ)の精製度のことだ。 そういうものを化粧品に使ったり、お風呂に入れたり、食器を洗ったりするとき、工業用では危ないのではないか、食品レベルの精製度じゃないとダメなんじゃないか、と心配になるようだ。 例えば重曹だと、食品レベル、掃除洗濯レベル、工業用レベルとあるが、精製度(不純物を取り除いた度合い)は、食品レベルで98~99%、工業レベルで95~98%だそうだ。 工業用だって、そんなに不純物が入っていたら何かと不都合が出るだろうから、食品レベルとほとんど変らないくらいの純度に仕上げてくる。 あとは、工場で精製するときに、食用レベルだと容器は床ではなく台の上に置く、工業用だと床に置いてもいい、というような違いがあるらしい。 でも、工業用のものだって、床