これはダウンラウンドとは言いません。未上場時の増資に用いる言葉です。逆ザヤ上場といいます。 しかしマザーズ上場はこのところ連続初値勝ちしてますから2倍ちょっとになればそもそも逆ザヤではない。というかこれから上げていけばよいだけの話。 兎も角、上場というのは株主にとって流動化機会の提供なのです、その意味で大きな株主貢献なのです。 ダウンラウンドの説明で引用されているFacebook資本政策のブログの筆者は私です。読まれたうえでこれなのは残念です。 のみならず 「仲さんが在籍していたFacebookが一度だけシリーズDでダウンラウンドの調達をしています。しかも相手はこれまた仲さんが在籍していたゴールドマン・サックス。これは何か意図や裏があるのでしょうか」 とは下衆の勘繰りにも程があるでしょう。 目論見書の書き方を批判したいなら、起業家ではなく主幹事証券会社を批判なさい。たしかに理屈では発行体の
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