『ヘッジファンド』から『慶応幼稚舎』まで ― 読者数30万人 日本最大級の富裕層向けメディア 「ゆかしメディア」 since 2009 人材コンサルティング「ワイキューブ」が民事再生法の適用を申請したのが、今年の3月。負債総額は40億円だった。一時は羽振りが良かった同社だが、なぜ、つぶれたのかを創業者の安田佳生氏がプレジデント誌で初めて明かしている。 創業者の安田佳生氏はリクルートを経て、90年にワイキューブを設立。ワインセラーを社内に作るなど積極投資で良い人材を獲得したいとの思惑通りに、新卒学生の就職したい起業の上位にランキングされたこともあった。 プレジデント誌によると、敗因は2つ。オフィス賃料と、自社媒体の創刊だという。社員数が約30人で新宿の高層ビルの賃料は月1200万円(のちに引っ越して、社内バーを作った)。媒体は「就ナビ」で、制作費、印刷費、発送費だけで1億5000万円もかかっ