韓国向けの輸出規制に伴い、日本と韓国の対立が一段と激化している。ここまでこじれた原因は、「司法の尊重」にこだわった文政権側にあるが、安倍政権も喧嘩の仕方を間違えた。 * * * 「韓国には日韓請求権協定をはじめ、国と国との関係の根本に関わる約束をまずはきちんと守ってほしい」 安倍晋三首相は6日、広島市での記者会見でこう語った。これは4日前、韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領が発信した対日メッセージへの返答だった。日本企業に賠償を求めた昨年の徴用工訴訟判決について、日本が支払わなくてもよい措置を韓国政府が取らない限り、首脳会談には応じないという意味が込められていた。 文氏は2日、安倍政権が輸出手続きを簡略化できる「ホワイト国」のリストから韓国を外す政令改正を決めたことに激しく反発。「加害者の日本が、盗っ人たけだけしく、大きな声で騒ぐ状況は絶対に座視しない」と非難していた。文氏が言いたかっ
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