世に言う「OK牧場の決闘」と、それに関連する抗争を題材にした西部劇映画。 トゥームストーンの町を主な舞台に、アープ兄弟と無法者集団「カウボーイズ」との抗争が描かれている。ジョージ・P・コスマトス監督。ワイアット・アープはカート・ラッセル、ドク・ホリデイはヴァル・キルマーが演じた。中盤で「OKコラル銃撃戦」を描き、その後のヴァージル・アープ闇討事件、モーガン・アープ殺害事件を経て、ツーソン駅構内でのワイアットによるフランク・スティルウェル殺害と報復開始宣言から「カウボーイズ」の殲滅までが描かれている。 アクションを重視した娯楽作品だが、史実に基づく設定(完全に忠実というわけではなく演出的な変更はある)に、こだわって作られている。 同一事件を描く従来の作品では、クラントン一家を敵役とし、両者の抗争の決着をOK牧場での決闘でつける、というストーリー形式のものが多い。史実は、クラントン一家をメンバ