2018年4~6月期の連結決算で純利益が前年同期比2.8倍を記録するなど、業績好調のソニー。しかしスマートフォン事業に目を向けると、他事業の足を引っ張る形となっています。それでもソニーがスマホにこだわる理由はどこにあるのでしょうか。今回の無料メルマガ『店舗経営者の繁盛店講座|小売業・飲食店・サービス業』では著者で店舗経営コンサルタントの佐藤昌司さんが、同社のスマホ事業の業績がここまで落ち込んでしまった理由を分析するとともに、「撤退しない理由」を解説しています。 ソニーが赤字垂れ流しの「スマホ事業」を続けているワケ ソニーの業績が好調です。同社が7月31日に発表した2018年4~6月期の連結決算(米国会計基準)は、売上高が前年同期比5.1%増の1兆9,536億円、本業の儲けを示す営業利益が同23.7%増の1,950億円でした。最終的な儲けを示す純利益は同2.8倍の2,264億円です。 特にゲ