時間もお金も自分のためだけに使える。 そんなおひとりさまの将来に、落とし穴があることが分かってきました。 例えば、親族と疎遠のまま独身生活を送り、定年後、郊外に引っ越そうとすると、賃貸住宅の家主から「身元保証する人がいないと貸せない」と断られることも多いのです。 さらに、介護施設と契約するときも、病気で入院するときも、身元保証という壁が立ちはだかるのです。 こうした中、増えているのが、おひとりさまからお金を受け取って、身元保証を請け負う団体です。 ところが先月(4月)、大手の「日本ライフ協会」が、預かった金を職員の人件費などに流用して破産。 契約者たちが深刻な事態に直面しています。