総務省が2022年12月20日に発表した、2021年度(2021年4月1日-2022年3月31日)における固定電話や携帯電話などによる音声通信の利用状況に関する調査結果【通信量からみた我が国の音声通信利用状況-令和3年度における利用状況-】の各値を基に、日本における電話を使った通話の動向を複数の切り口から確認した。今回はそれらとは別の視点から、音声通話の現状と、そこに至るまでの変遷を見ていくことにする。具体的には加入電話(いわゆる固定電話)と携帯電話に限定した、通信回数や通信時間の推移である。 「通信量からみた我が国の通信利用状況」では直近2021年度分を含め数年分の音声通信における「1契約1日あたりの通信回数」「1通信あたり通信時間」が記載されている。報告書単体では数年分までしかさかのぼれないが、報告書のバックナンバーを探り、同一様式の値が確認できる過去の分までデータを抽出し、グラフを作
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