スペインのフアン・カルロス国王が、アフリカにゾウ狩りに訪れていたことが発覚し批判にさらされている問題で、野生動物の保護にあたっているWWF=世界自然保護基金のスペイン支部は、国王を支部の名誉総裁から解任することを決めました。 この問題は、今年4月、スペインのフアン・カルロス国王が、アフリカ南部のボツワナにゾウ狩りに訪れていたことが発覚し、不適切な行為だなどとして、国民の厳しい批判にさらされているものです。 この問題を受け、野生動物の保護などにあたっているWWFのスペイン支部は、21日に総会を開き、支部の設立以来40年以上にわたって名誉総裁を務めてきた国王を、その職務から解任することを決定しました。 解任の理由についてWWFのスペイン支部では、「ゾウ狩りは違法なものとはいえないが、支部のトップとしてはふさわしい行為ではない」と説明しています。 国王は問題の発覚の直後に記者団に対して「申し訳な