ファイナンシャル・タイムスをちらっと見ていたら気になる記事が載っていた。原子力発電の燃料であるウランの価格が4年ぶりに下落したらしい。理由は新潟の地震による放射能洩れ。この事故が原因で人々の原子力に対する不安が、ウランの価格に影響した。 しかし、この下落は一時的なことで、今後もウランの価格は上昇するとのこと。四年ぶりの価格の下落より驚いたのが、過去4年間でウランの価格は10倍になっていたこと。特に過去1年で価格はほぼ2倍になっています。 価格が上がる理由は、それだけウラン、すなわち放射能洩れ、いえいえ、原子力発電の需要がそれほど高いことを示しています。今まで、先進国で建設された原子力発電所の施設が老朽化したのと、インドや中国のエネルギー需要に答える為に多くの新しい原子力発電所の建設が計画せれているようです。現在437ある原子力発電所に加えて、74の原子力発電所が建設中で182の原子力発電所