アメリカ・ニューヨークの観光名所、タイムズスクエアで、路上生活者への支援を呼びかけようと、参加者が路上で一晩を過ごす催しが行われました。 ニューヨーク中心部の観光名所、タイムズスクエアでは7日、氷点下の冷え込みとなる中、若者から高齢者まで約300人が寝袋で一晩を過ごしました。 通りかかった人たちは、寄付の呼びかけに応じて募金したり、写真を撮影したりしていました。 主催者によりますと、ニューヨーク市では、親が破産して自宅を失うなどの事情で路上生活をしている人が約1万人に上り、厳しい寒さとなる冬のこの時期には、毎年、凍死する人が出ているということです。 参加した地元の女性は、「多くの路上生活者を見かけるたびに、何か支援ができないかと思っていました。クリスマスプレゼントを買うわずかな額でも寄付に回してほしいです」と話していました。 この催しは、ロンドンやパリなど、世界50都市でも行われる予定で、
