入退室時にカードを差し込むだけで、出社時刻や退社時刻を記録できるタイムレコーダー。中小規模の事業所や、パートやアルバイトが多いサービス業などの勤怠管理には欠かせないが、最近の製品はどんな風に進化しているのだろう。東京ビッグサイトで開催中の「国際オフィス機器展 OFMEX 2009」で、タイムレコーダーと勤怠管理の動向を探ってきた。 「入退室管理と勤怠管理を同時に」がトレンド 機能と価格帯別に複数タイプのタイムレコーダーを展示していたのは、ニッポーのブース。最も安価な3万円台の製品は、時刻の記録(打刻)だけを行えるスタンドアロンタイプだ。続いて5~6万円程度の価格帯には、打刻だけでなく勤務時間の集計も行えるスタンドアロンタイプが並ぶ。打刻だけのスタンダードタイプは数人程度のオフィスで、数人~50人程度までの企業では、集計タイプを導入する場合が多いようだ。 こうしたスタンドアロンタイプのタイム