2009年12月13日18:26 カテゴリ山形浩生 山形浩生「山形月報!」 担当者より:第4回目の山形浩生さんの書評連載です。著書『訳者解説』(バジリコ)も好評発売中ですので、併せてお読みください。 配信日:2006/04/26 前回ちょっと建築ネタを振ったが、住宅建築関連の本をいっぱい見ているのです。中でも、10坪(坪というのは3.3平米のことですわよ)くらいの敷地に建てる、マッチ棒みたいな家の工夫は見ていて楽しい。細野透『ありえない家 トーキョー狭小住宅物語』(日本経済新聞社)はなかでも特に変な家数件の成立をたどった楽しい本。「建築賞狙いでいけ!」という施主もすごいが、それに応えた建築家の解が実に異常。家を買ったり建てたりする人は、これを読んで自分の覚悟のほどを再検討するがよろしいかと。 また、実際に建てる人は杉浦伝宗『それでも建てたい!! 10坪の土地に広い家』(講談社)がエッ
雷撃☆SSガール (講談社BOX) 作者: 至道流星,MAMI出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/08/04メディア: 単行本購入: 16人 クリック: 222回この商品を含むブログ (39件) を見る 「……こんな世界は狂ってる。人間なんて嘘つきばかり。所詮この世は地獄そのもの。でもそんなことはやっぱり当たり前のことで、大前提なのよ。そんなこと全部わかって、だけどその上で、何もかもぜーんぶひっくるめて『Yes!』って叫びたい。だから私は、世界が嫌いだったとしても、世界を良くしたいって思ってるわ」 さぁ、このクソみたいな世界の上で踊れ! なノリで駆け抜けるライトノベル風ビジネスノベル。 世界征服を語る唯我独尊電波娘リンにキャバクラで出会った零細企業社長のジン。会社にまで乗り込んできたリンの立てたビジネスプランで業界ルールの裏をかき、ギリギリのラインで消費者心理をつき、大企業に正面
2009年11月26日木曜日 山下洋輔×真部脩一(相対性理論) 昨日東京堂書店で購入した『フリースタイル』の最新号(10号)は、 相対性理論のやくしまるえつこさんと真部脩一さんの特集というか、 お二人それぞれに好きなことをしてもらうという企画なのですが、 「山下洋輔インタビュー interviewer真部脩一」というページもあります。 「Campus」の小型ノートが素敵な写真ですが、インタビューも面白い。 で(ここから弊社の宣伝)、平凡社ライブラリーの山下洋輔さんの本も いかがでしょうかというわけで、ご紹介します。 『新編 風雲ジャズ帖』 ジャズピアニスト山下洋輔の作家としてのデビュー作を新たに編集。 数々の事件を起こしながら列島を移動する疾風怒濤の旅日記に加え、 ブルー・ノート研究、山下・相倉対談を収録。 『新ジャズ西遊記』 ソロで、トリオで、ヨーロッパ&アメリカを駆けめぐるピアニストの
テレクラ放浪記 (幻冬舎アウトロー文庫 O 105-1) (文庫) 解説を掲載します。 ────────────────────────────── 解説:「都市的現実」と「コミュニケーションの壊れ」 宮台真司(社会学者) ────────────────────────────── 【都市的現実】 ■本書は、テレクラ・フィールドワーカーだったこの私にとって、極めて貴重な記録である。それは、私が幾つかの書籍で記してきたテレクラの風景と、本書に記された末森健氏による観察記録とが、時期的なズレが理由で、一部重なりつつ、少なからず異なる所があるからだ。 ■私はかつてテレクラこそが、最初の「インターネット的=n対nコミュニケーション」であり、かつ最初の「出会いメディア」だと述べた上で、性的コミュニケーションに与えた影響を、以下のように分析した(拙著『まぼろしの郊外』『世紀末の作法』など参照のこと
★NLP1dayレッスン 開催中!★ ただいまNLPを学びたい方に 無料体験メールセミナーを特別開講しています。 この秋のプラクティショナーコースを受講するために わかりやすく理解でき、すぐに活用できる内容です。 ぜひお申込み下さい。!!! http://nlpfield.jp/mail_s/index.html << アサーティブネス for NLPers | TOP | 紅葉の京都~嵐山 >> 大阪でオハンロン先生のセミナーがありました。 オハンロン先生は、ギリガン博士と同じく ミルトンエリクソン博士の直弟子で、 その後に独自の手法を開発されてきました。 その一つの形が、 この「ポッシビリティセラピー」であり、 また、その一つに「インクルーシブセラピー」というものが あります。 ■ポッシビリティセラピーとは? 日本語にすると、可能性療法という言葉になります。 「可能性」と聞くとどんなこ
今日は、自分のメモ代わりに一般意味論の創始者であるアルフレッド・コージブスキーの功績を讃えた、メモリアル・レクチャーのサイトをリンクしておきましょう。 2009年の講演者は、グレゴリー・ベイトソンの娘のメアリー・キャサリン・ベイトソンさんのようですが、そのうち、音声と配布資料がリンクされるのでしょう。 http://www.generalsemantics.org/index.php/browse/programs/memorial-lectures/list-of-speakers.html もっとも、グレゴリー・ベイトソンとアルフレッド・コージブスキーの関係言えば、以下の論文にもあるように、 http://time-binding.org/etc/articles/62-4-anton.pdf 確か、ベイトソンの「精神と自然」に書かれていた “Korzybski w
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