産業用アーム型ロボットがオートメーションで調理するラーメン店「名古屋総本家 ふぁ~めん」(名古屋市中区大須3、TEL 052-253-6532)が7月11日、大須の第2アメ横ビル2階にオープンした。 運営は、産業用機械などを手掛ける地元企業のアイセイ(大府市桜木町2)。オーダー受注が多い中、「普通に展示するだけでは、たくさんの人に興味を持ってもらえない」(同店オーナーの長屋さん)と考え、自社製品をPRする場として飲食店開業を思い立った。店では、より幅広い年齢層の人に少しでも産業用機械の技術を知ってもらえるよう「日本人が好きな」ラーメンを扱うことに決め、専用ロボットを開発した。 店舗面積は約20坪、席数は22席を設ける。厨房(ちゅうぼう)を切り盛りする2台のロボットは、店長「R2B1」と副店長「R2B2」。注文が入ると丼にスープを注ぎ、めんをゆでて具をトッピングするまで、2台のロボットが「チ