エンジニアから営業まで、社員全員がSQLを使うデータドリブン組織はどのようにできたのか。コラボレーションツールに記録された実データから辿るケーススタディ。巻末には、今すぐ学べるSQL練習帳も収録。未経験の方でもブラウザだけで簡単に練習できます。 Read less

仕事柄、奇妙なDB構造を目にすることが多い。どういう発想からそんな設計がされるのかを理解したいと思っていたのだが、モデラー仲間の秋里さんが先日うまい指摘をした。「主キーをインデックスみたいなものと勘違いしているからではないでしょうか」。インデックス(キー)というのは、レコードの並び順を規定するキーのことだ。 たしかに思い当たる節がある。「こんな順にレコードが並んでいれば処理上都合がよさそうだ」という考えで主キーが設定される。さらに主キーはユニーク制約でもあるので、重複が起こらないように「多め」に項目を突っ込んでおく。つまり「ユニーク制約をともなう代表的インデックス」程度に主キーが理解された結果として、グダグダなDB構造が出来上がるのではないか。 じっさい、昔こんなことがあった。{a,b,c,d}の複合主キーをもつテーブルXがある。ところが、別のテーブルYからテーブルXの特定レコードにアクセ
論理削除 アプリケーション上でなにかエントリ(例えば記事だとかユーザだとか)を削除したとき、DB上の行は削除せず単に【削除済み】フラグを立てるだけという扱い方を 論理削除 と呼びます。 論理削除にはいろいろなメリットがあります。行削除のように関連する他テーブルへ削除が波及しないこと、エントリ復活ができること、障害時にデータ変更の経緯を追いやすくなることなどなど(デメリットもわんさかあるんですが、この記事の主旨からははずれるので別途お調べください)。 ところが論理削除の方針でDBを組んでいて困ったことはありませんか? 「 メールアドレスは一意性(UNIQUE)制約をかけたいのに、それだと削除済みのユーザと同じメールアドレスが使えないことになる 」 論理削除と一意性制約、両立はできないのか? できないと思っている方、多いと思います。実はちゃんとできます。DB製品によって実現方法がちょっと違って
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