を労働時間の途中に与えること、とされています。 始業時刻と終業時刻のとらえ方は、地味にクリティカル この始業時刻と終業時刻、シンプルなようですが、実はさまざまなとらえ方があります。 いろいろな企業の就業規則を見てみると、単に「始業時刻は○時○分、終業時刻は○時○分」とだけ書かれているものがあれば、それぞれの時刻を定めた他に「始業時刻とは実際に業務を開始する時刻をいい、終業時刻とは業務の終了時刻をいう」と細かく定めているものもあります。 なぜこのような違いがあるかというと、労働時間は給与を計算するための根拠となるからです。 給与は実際に働いた時間に対して計算し、支給するのが原則です。そのため、始業時刻・終業時刻をどうとらええるべきか、定めているというわけです。 始業時刻ギリギリに出社し、まずはコーヒーでも入れてWebでニュースをチェックし、実際に仕事を始めるのは始業時刻を過ぎてから……という