空気から水を作り出すなどまるで魔法のようだが、最新科学技術のおかげで、もうじきこの魔法を誰もが手にできるようになる。”フォンタス(Fontus)”は太陽電池を使い、空気から水を取り出し、ペットボトルに満たすデバイスだ。 Fontus self-filling water bottle – Awesome 発明者はオーストリア、ウィーン在住の工業デザイナー、クリストフ・レテザールさんだ。その原理はシンプルな凝縮で、ちょうど冷たいジュースの缶に付着する水滴を集めるようなものだ。 だがフォンタスは熱電冷却を利用するため、もっとたくさんの水を集めることができる。ペルチェ素子が水を弾く疎水性表面に取り付けられており、内部に空気を取り込むと表面が冷却され、裏側が結露する。表面が疎水性であるため、水滴はすぐに弾かれ、ペットボトルの中に水滴が落ちる。 この画像を大きなサイズで見る 「砂漠であろうと、どこで