「あっ!……」 なんてことのない日常の中で、凍り付くシーンがある。それがスマートフォンを落とした瞬間だ。 筆者は先日、自転車に装着したiPhoneマウントケースの上にiPhoneを置いたままで少し操作をしていたところ、ちょっとした弾みでiPhoneを地面に落としてしまった。自転車のハンドルバーの上に置いてあるのだから、優に1.2mほどはある。ゆっくりと自転車で進みながらだったので、「あぁ~……」と思いながら取りに戻ったのだが、背面からまっすぐ落ちたためか、前面のガラスにも液晶にも全く傷がなかった。 「よかったぁ……」と思って裏を見たところ、なんと蜘蛛の巣状にひび割れが起きてしまっていたのだ。 この瞬間の気持ちをなんと表現すればいいだろうか。「絶望」、いや違う。「落胆」……なんかちょっと違う。表は割れていなくて安心したその刹那、裏はバッキバキだったという衝撃的展開。まあ1m以上の高さから落と