こんな本です 発案のきっかけは 資料性の高い仕上がりに 大昔の地球で暮らしていた生き物を、現代の日常に配置したらスケール感が伝わるんじゃないか――。そんな思いで制作された「リアルサイズ古生物図鑑」が、発売前からネット上で話題になっています。3DCGを使ったり、何度も読みたくなる仕掛けを作ったり、随所に工夫を凝らした一冊について担当編集者に聞きました。 こんな本です 技術評論社から今月21日に発売される「リアルサイズ古生物図鑑 古生代編」(B5判208ページ、税別3200円)。著者はサイエンスライターの土屋健さん、監修は群馬県立自然史博物館です。 これまでの古生物図鑑と大きく異なる点は、生き物のサイズ感を直感的に捉えることができる点です。 魚売り場にサバなどと一緒に並んだ「アノマロカリス・カナデンシス」や、横断歩道を渡る「アースロプレウラ・アルマタ」、ラブラドールレトリバーと昼寝する「ディイ