web日記やblogというのは、公開するのに調度良い内容というのが難しいけれど、今回は随分長くなった上に、ちょっと重くてプライベートな内容なので、そういうのが苦手な人はスルーしてください。 ただ、広く読んでいただきたくないわけではありません。ごく個人的なことから逃げすぎず、突き放しすぎずに書いていくことで、ともすればスルーしがちだけれど普遍に通じている内容に触れることができないかとも愚考しました。ご理解いただけたなら幸いです。 ここ数年、冠婚葬祭や年老いた親族の問題などで帰省する機会が増えてきた。 ずっと実家とは折り合いが良くなかったので、長い間定期的な帰省をしていなかったことと、こうしてまた地元との縁が復活してきた時期が、地方の沈滞があからさまになってきた時期と重なっていたこと、そして実家に不幸が続いた個人的な事情や両親の老いの印象が重なって、帰る度に胸に隙間風が吹くような寒々しい気持ち