ドイツ南西部で、謎の死を遂げた男と関わりのある人たちが次々に爆発に巻き込まれて死亡したり、けがをしたりしていて、住民の間に不安が広がっています。 警察が調べたところ、最初の爆発と同じ日に近くの町で死亡しているのが見つかった59歳の男が、3人と関わりがあったことがわかりました。 男の死因はこれまでのところ、わかっていないということです。 自宅からは火薬などが見つかっていて、警察は、一連の爆発は男が死ぬ前に仕組んだものとみて捜査しています。 爆発物はほかにもしかけられている可能性があり、警察は、男との間で何らかのトラブルがあった人はすぐに連絡するよう呼びかけていて、これまでに60件以上の問い合わせがあったということです。 警察の報道官は「死んでもなお、男が多くの人を危険にさらす可能性は排除できない」と話していて、住民の間に不安が広がっています。