知らない間に、口の中にぽつんとできる口内炎。痛くて食事がおいしく感じられないだけでなく、繰り返し口内炎ができると仕事にも集中できない。だが、口内炎は、体調管理によってある程度防ぐことができる。また、口内炎ができてしまっても、適切な対策をとれば、痛みも少なく早く治すことができるのだ。 1.白く小さいくぼみが、1、2カ所できて痛む もっとも一般的な口内炎で、「アフタ」と呼ばれるもの。疲労や寝不足、ビタミン不足、ホルモンのバランスの乱れなどが原因でできる。こうした原因を解消すれば、通常は2週間以内で自然と治る。炎症を抑えるステロイド入り軟膏や貼り薬が効果的だ。 2.水疱ができて痛みがあり、熱が出る ヘルペスウイルスなどの、ウイルス性の口内炎の可能性がある。疲労や寝不足で抵抗力が落ちたときにできることが多い。ウイルス性の場合は、ステロイド入り軟膏は逆効果。専門医の診察を受けてほしい。 3.ほお