本家/.の記事より。米メディアエージェンシー(広告代理店)のStarcomらが最近発表した調査結果によると、ウェブユーザのわずか6%が50%ものクリックスルーを生み出していることが分かった(Starcomのプレスリリース)。こうした「生まれながらのクリック者(Natural Born Clickers)」はオンライン人口全体からすればごく少数に過ぎず、多くは年収4万ドル以下(25歳から44歳の男性が多い)で、彼らのクリックはオフラインにおける実際の購買活動にはつながっていないとのこと。すなわち、広告主が真に広告を見て欲しい人たちは、バナー広告等をあまりクリックしていないことが判明したということになる。また、広告キャンペーンにおけるクリック数は、対象商品のブランド認知度と大して相関していないことも判明した。いずれにせよ、ネット広告業界には悪い知らせと言えそうだ。