■ ノード数水増しは不適切な設計のクローラによる不慮の事故だった 前回の日記の件、大阪市立大学の研究実施責任者より連絡を頂いた。前回、可能性として、 誤報を誘発するためにノード数を水増しした何者かによる愉快犯 ――(A) 大阪市立大学の正当な研究用のWinnyクローラが、異常な設計になっているために引き起こされた、不慮の社会的混乱事故 ――(B) 大阪市立大学の研究の目的自体が、偽ノードを大量に発生させることによる何らかの実験(たとえば、通常のWinny利用を阻害する目的など) ――(C) の3つを挙げたが、(B)であるとのこと。大阪市立大学では、P2Pファイル共有ネットワークにおける検索キーワードの流行が時間的にどう変化するかを統計的に分析する研究を進めていて、統計的推定のためには、データの収集頻度を増やす必要があるということで、クローラをマルチスレッド化する改造を年末に行い、年始より稼