「Software as a Service(SaaS)」という用語はよく知られている。SaaSという用語は、あるカンファレンスで2005年に作られたもので、その後Salesforceの「ノーソフトウェア」というモットーで有名になった。現在はGoogleがこのアプローチの最も強力な推進者であり、Gmail、Google Reader、Google Docsなどの製品を提供している。Bill Gates氏の有名な2005年11月のインターネットサービスメモ以来、Microsoftもこのコンセプトを推進している。 しかし今では、これに似た新しい用語である「Hardware as a Service(HaaS)」という言葉が登場している(HaaSという用語を作ったのはNick Carr氏で、2006年の3月に初めて使われている)。ハードウェアはこれまでも専用サーバホスティングプロバイダを通じてサ
Webの全体像を効率よく取り込み,分類する 「YSTのシステムは大まかに三つの機能に分かれます(図2)。最初は世界中のWebページをYSTのシステムに取り込む『クローリング(crawling)』という機能です」(Yahoo! JAPAN,リスティング事業部 検索企画室の宮崎光世氏,以下同)。 取り込むと簡単に言っても,Webページの数は膨大なうえ,更新の頻度や情報の質などがまちまちです。すべてのページに同じようにアクセスしていると非効率なことこの上ありません。そこで,限られた時間で質の良い検索ができるようにするための工夫をしています。例えば,クローリングを繰り返すうちに頻繁に更新されることがわかったページは短いサイクルでチェックし,ほとんど更新のないページはチェックの頻度を落とす,といったことをしているそうです。 ただ,更新の頻度が単に高いだけではダメです。重要性が高いと考えられるWebサ
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