オラクルは世界ではじめての商用リレーショナル・データベースを開発しました。それ以来データをよりよく格納し、情報としていかして行くということを常に提案をしてきました。現在、オラクルでは「The Information Company」を掲げ、企業情報をより有用にいかしていくソリューションに注力しています。 こういった背景から、オラクルは古くからデータを中心に考えるビジネス・インテリジェンス(BI)に取り組んできました。今回はデータ中心の観点から、企業の課題を解決するためのBIを構築する方法を説明していきます。 元々BIは、財務担当者が会計情報をもちいて企業業績の分析を行ったり、マーケティング担当者が商品のチャネル分析を行ったりなど、特定業務に特化した形で導入が進んできました。しかし、このような形で導入が進んだ結果、企業システム全体で見ると分断されて統合されていないシステムが乱立しているという