今月から、一部の便でまた燃油サーチャージが値上げされた。急騰した燃油コストの一部として徴収されるこの追加料金は、距離が長いほど高くなるのが基本。だが、実は同じ路線でも航空会社によって安かったり高かったりする。サーチャージを安くするコツとは? お得なのは、キャセイパシフィック まずは、この10月から適用されている各社日本発着便のサーチャージ金額(往復分)を比べてみよう。たとえばロサンゼルス便。JALやANAは6万6,000円だが、シンガポール航空なら220米ドル(約2万3,364円)ですむ。パリはJAL、ANAが6万6,000円、エールフランスなら282ユーロ(約4万2,141円)。シドニーなら、JALが6万6,000円に対し、12月から成田乗り入れが始まるオーストラリアの格安航空会社ジェットスターは、360米ドル(約3万8,232円)だ。これだけ見てもわかるように、どの路線でも日系の航空会