「エアドロ(AirDrop)で写真共有」「耳に当てずに電話」「動画の倍速視聴」…。「Z世代」と呼ばれる若者のスマホ活用術は、上の世代からすると “目からうろこ” のことも多いようです。スマホの便利な機能やアプリの活用術を若者目線でひもとけば、より快適なスマホとの付き合い方が見えてくるかもしれません。 そこで今回は、Z世代に特化したリサーチに取り組むSHIBUYA109 lab.の長田麻衣所長に、若者の間で注目されているスマホの機能や活用方法を紹介いただきました。それらが浸透した背景や、Z世代のコミュニケーションの在り方にも迫ります。 Z世代について知りたい方はこちらもご参考に。簡単に解説します 1990年代半ばから2010年頃に生まれた「Z世代」。彼らのコミュニケーション、関心などについてまとめました。サクッと読みたい方にお勧めです。 【Z世代】~1分で分かるキーワード #15 SHIBU
先日、子どもが通う保育園の運動会を観覧し、かけっこやダンスをする娘の姿をデジタルカメラで「記録」した。ファインダー越しの運動会は、子どもの成長を実感した感動より、「まあまあ」な写真が撮れた達成感の方があるような感じ。自分自身の「思い出」としては、仕事より集中したかもしれない写真撮影が印象に残っている。 日高地方の幼保や小学校でも秋の運動会が開かれる中、全国的には保護者による写真・ビデオ撮影のマナーが問題化。早朝からの場所取りや三脚を使った撮影禁止に加え、「スマホ撮影」を禁じる学校が増えていると、ニュースで取り上げられていた。学校行事の写真をウェブ上で公開する保護者が目立ち、子どもたちの個人情報が思わぬ形で流出するリスクが上昇。スマホや携帯はSNSへの写真・動画のアップロードが容易にできてしまうという理由から、このような措置が講じられるようになったそう。 「わが子の写真が他人の孫としてSNS
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