自己診断にChatGPTを用いた場合の、再現性や受診勧奨の程度に関する初の研究 東京医科歯科大学は9月19日、生成AIのChatGPTを用いた自己診断において、5日に渡り同じ質問を繰り返すことで、疾患によって正答率や再現性にばらつきがあり、特に広範囲に症状を生じる疾患において正答率および再現性ともに低いことを示したと発表した。この研究は、同大統合イノベーション機構オープンイノベーションセンター医療デザイン部門の藤田浩二教授と同大大学院医歯学総合研究科整形外科学の黒岩智之医師らの研究グループによるもの。研究成果は、「Journal of Medical Internet Research」オンライン版に掲載されている。 近年、目覚ましい発展を遂げるAIの中でも、特に自然言語処理(Natural Language Processing:NLP)が大きな注目を集めている。ChatGPTは、Ope