台風11号が直撃した韓国・蔚山で、男性を救助する救急隊(2022年9月6日撮影)。(c)YONHAP / AFP 【9月6日 AFP】台風11号(アジア名:ヒンナムノー、Hinnamnor)が6日未明、韓国に上陸した。停電が発生したほか、1人が行方不明となっている。 台風11号は、韓国に上陸した台風としては、過去数十年間で最強クラス。深夜にかけ南部・済州(Jeju)島を直撃。その後、港湾都市・釜山(Busan)付近に上陸した。釜山は高波と大雨に見舞われ、海岸沿いの道路や店舗に被害が出た。 当局によると、上陸時の風速は43メートルだった。 中央災害安全対策本部(CDSCH)によると、東部沿岸の都市・蔚山(Ulsan)で、雨で増水した川に転落した男性(25)が行方不明となっている。 予防措置として、全国600以上の学校が休校となった。国内線約250便が欠航とされたが、台風11号が日本に向かって