信用できる良い企業と、信頼できない企業の見分け方 | 時局レポート | 最新記事 | 東京商工リサーチ経済の先行きが不透明で景気が混迷している上に、未曾有ともいわれる天災が重なり、企業経営は目下、非常に厳しい局面に立たされている。 したがって事業の営業活動においても、一般消費者の日常生活においても、信用できる優良な得意先や業者であるかどうかの峻別を心がけないと、自らもその余波を受け連鎖的損害を蒙ることともなりかねないので要注意であり、また逆境を危機管理意識を高める好機に転ずることも大切であろう。 「順境・逆境に識見を看る」という至言もあるように、順調な平時には、その波に乗りさえすれば、誰でも好業績を上げ、格好の良いことも言えるが、いざ逆境・苦難に遭遇したときにこそ、どういう態度と臨機応変の対応策をとり、粘り強さを発揮できるかどうかで真価が問われ、真に実力のある信用できる企業か、そうでない見せ掛けの繁栄、口先だけの消費者志向や社会貢献でしかない企業であるかという、いわゆる本物か偽者かの正体が
