というより、加速せざるを得ない。中国西部からベトナム、ラオス、タイ、ミャンマー、カンボジアのメコン川流域は、GMS(大メコン圏)と呼ぶ開発プロジェクトが、アジア開発銀行(ADB)主導の下で1992年から進められ、日本のODA(政府開発援助)資金も投じられている。GMSはこれらの地域を結ぶ経済回廊を建設しようというもので、南、東西、南北の3つのプロジェクトが進められている。 南経済回廊はバンコクからカンボジアのプノンペン、ベトナムの経済中心地ホーチミンの大都市を結ぶ。東西経済回廊は、ミャンマーのモーラミャインからタイ西部のメーソートから東部のムクダハンを通り、ベトナム中部の港町ダナンとインドシナ半島を横断する。南北経済回廊は、バンコクとラオス、ミャンマーを挟んで中国雲南省の昆明、昆明とベトナムのハノイ、ハノイと中国広西荘族自治区の南寧など結ぶルートで、その先には中国の華南地区が存在する。 G
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