とりあえずビール、言います。言いまくりです。 昔の日本は貧しかった。働いて働いて働くことが多くの日本人の生きがいだった。そして貧乏だった日本のお父さんたちは、ようやくビールが飲めるようになった。昔のお父さん達は週休は日曜日の一日しかなく、金銭的にも時間的にも余裕がなくて、ビールを飲むことくらいしか楽しみが無かったわけだ。そうして生まれたのが、「とりあえずビール」なんだ。お父さん達にはビールしか無かったんだ。梅酒も無かったし、ラッシャーには木村しかいなかった。 お父さん達が苦労をしたから、お前ら若い奴らもビールを飲め、っていうわけじゃない。そんな一生懸命なお父さんたちの中から生まれた文化だって事を知っておいて欲しいだけだ。「とりあえずビール」の文化は、世のお父さんと一緒で、娘が年頃になれば、洗濯物も一緒に洗ってもらえないような悲惨な文化だ。若い人たちには理解されない。いやできないんだ。若い人