JR東日本などは、来年4月に予定されている消費税率の引き上げに合わせて、増税分をより正確に反映させるため、首都圏での「Suica」などICカード乗車券の利用者の運賃を、現在の10円刻みから1円刻みにすることで検討を進めています。 鉄道各社は来年4月に予定されている消費税率の引き上げに合わせて、増税分を運賃に転嫁する方針です。 このうちJR東日本は、首都圏の複数の鉄道会社と共に、来年4月から「Suica」や「PASMO」などICカード乗車券で首都圏の自動改札を使う利用者の運賃を、現在の10円刻みから1円刻みにすることで検討を進めています。 首都圏では利用者のおよそ8割がICカード乗車券を使っているため、JR東日本は1円刻みの運賃であれば、増税分をより正確に反映できるとしています。 一方、券売機で切符を購入する場合の運賃は、利便性の面などからこれまでどおり10円刻みとする方向で検討を進めている