「栗山監督と全然合わなかった。チームに迷惑をかけてしまった」と解任の理由を自ら語った吉井投手コーチ。リーグ優勝を飾った日本ハムだが、福良淳一ヘッドコーチ、清水雅治外野守備走塁コーチというチーム幹部が出ていく事態にもつながった。 これは永遠のテーマなのかもしれない。 日本ハムの吉井理人投手コーチが今季限りで退団することになった。理由は栗山英樹監督との確執で、要はまた野手出身の監督と投手コーチの対立が原因なのだという。 「コーチの仕事は本当に難しい」 日本シリーズが終わった翌日の11月4日。吉井コーチは自ら退団を申し出た理由を、報道陣にこう説明したという。 「監督とうまくいかないで迷惑をかけることもある。作戦を決めるのは監督。僕が邪魔になるのならいない方がいいと思い、こうなりました。監督との折り合いが悪いことは選手も分かっていた。このままだとチームのマイナスになると思った」 投手起用を巡る二人
![栗山vs.吉井、高木vs.権藤……。野手出身監督と投手コーチの宿命。(鷲田康)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cbccdb8134977702a5de2e5c230572ec47b2a2e6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Ff%2F0%2F-%2Fimg_f0019ddb77b156d1e86f79d736cc0d0c302607.jpg)