この「ボケ役=大阪弁」という図式の成立と展開こそ、わたくしは「創られた神話」として学術的に表象の分析をどなたかにしていただきたいものだと思っております。 江利チエミ没後30年、映画「ジャンケン娘」&三人娘映画を観る - 仕事の日記(はてな) この件については、金水敏『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』という素晴らしい本が2003年に出ていたことを遅ればせながら知りました。 ヴァーチャル日本語 役割語の謎 (もっと知りたい!日本語) 作者: 金水敏出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2003/01/28メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 97回この商品を含むブログ (59件) を見る 大栗裕が大阪言葉で作曲した歌劇「夫婦善哉」のことを整理したときに、日本語学(方言研究)の文献をいくつか読みましたが、いわゆる「船場言葉」を話す人は戦後ほとんどいなくなっているとされ、昭和の終わりから平成