XML Schemaに用意されている<complexType>、<group>、<attributeGroup>要素などは、複雑になりがちなスキーマ文書をコンパクトに記述し、変更時のメンテナンシビリティを高めるための手法です。これらについては、別稿「XML Schemaで複雑型要素を定義する」「XML Schemaで要素モデルを定義する」「XML Schemaで属性グループを定義する」で紹介したとおりです。 本稿では、1つのファイル内で定義を再利用するところからさらに一歩進んで、共通して利用可能なスキーマを別ファイルとして明確に分離し、より再利用性を高める方法について紹介します。対象となるXML文書については、別稿「XML Schemaで文字列パターンを定義する」で用いたbook.xmlを使用することにします。 [books_include.xsd] <?xml version="1.0"
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