川原毛地獄 川原毛大湯滝(かわらげおおゆたき)とは、秋田県湯沢市にある野湯のこと。上流で湧出する温泉が沢水と合流して、高さ約20mから流れ落ちる全国でも珍しい『滝の湯』。滝つぼは程よい温度で天然の露天風呂となっている。適温時期は7月上旬から9月下旬。近くに川原毛地獄がある。 概要[編集] 上流の湧出地から流れ下る比高20m程度の滝が温水となっており、滝壺を温泉として利用できる。豪快な野湯という点では、北海道のカムイワッカの滝と並び評される。標高は700メートル。 日本の滝の中でも特筆すべきユニークな滝で、湯尻沢の上流で湧出する約96度の源泉が沢水に混入しながら流れ下り、適度な温泉となって断崖を一気に落下するもので、2つの滝壺が天然の露天風呂となっている。この源泉は世界に3つしかない強酸性温泉で、飛沫を浴びると目がかすかにしみるような刺激がある。皮膚炎や外傷に効能を持つ。 泉質[編集] 酸性