修復完了で「ペルル」は世界初のニコイチ原潜になる予定。 原潜の直し方としては世界初の手法 フランスの造船企業であるナーバル・グループは2021年4月14日(水)、修復中である原子力潜水艦「ペルル」の入渠シーンを公開しました。 拡大画像 造船所のドックで修理中の攻撃型原子力潜水艦「ペルル」と、その修復のために用意された退役潜水艦「サフィール」。(画像:ナーバル・グループ)。 「ペルル」は、フランス海軍リュビ級原子力潜水艦の6番艦として1990(平成2)年9月22日に進水、1993(平成5)年7月7日に就役しています。 2020年6月、同艦は地中海に面したフランス南東部トゥーロン海軍基地での定期整備中に艦内で火災を起こし、大きなダメージを負ってしまいました。これにより一時は退役も検討されたものの、フランス軍事省は「ペルル」の修理を決定します。 その修理方法は大胆なもので、2019年7月に退役し